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座付日記 - 長谷川孝治(弘前劇場・劇作家・演出家)
最新10日分を表示しています。
2010.09.02 日曜日、5日から
東京。9日まで『F.+2』赤坂レッドシアター公演のため。稽古と本番。加藤虎之助もRON×Uもラストスパート。
青森も暑いが東京はさらに暑い。5泊。
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2010.08.23 久々に書きます。
数種類の稽古、稽古、稽古で東京と青森を行ったり来たり。
今日は新作公演『地域演劇の人々』の宣材打合せ。
まだ暑い!
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2010.06.29 『春の光』全日程終了
吾妻橋を何度も渡って公演が終わった。お客様方ほんとうにありがとうございました。次は10月にまたお邪魔いたします。『地域演劇の人々』という新作です。乞うご期待。
東京も暑かったが青森も暑い。
その中で県美ドラマリーディングクラブの稽古。8割方完成。『夢十夜』。なんと川上麻衣子さんも10月に『夢十夜』を二人芝居でやるのだという。それは見に行かねばならない。
演劇『津軽』のB全ポスターができてくる。夕焼け空を見ている日が年に何回あるか・・という台詞が『春の光』の中にあったが、まさしくその夕日とその中に佇む十人の少年津島修治である。キャスト名は「すすき」である。
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2010.06.23 夢十夜
のドラマリーディング、選曲やらなにやら。ユニゾンという不思議な効果はもっと実験してみる価値がある。
夢十夜の演出に関して、裏方さんたちと打合せ。のんびりと照明や舞台効果をひねり出している。音響はやはり稽古場で決定することが多い。俳優の声がなければならない。しかし、雨・水・波・鳥・虫・風という基本を大事にすることを確認。
作品の二股をかけるオーディション好きがいる。二股というのはかけられた方がとても傷つくことを忘れないで欲しい。日程がぶつかったらどっちかを選択しなければならない。一方を選択するというのは自動的にもう片方を無視するということになる。そんな無責任な人とものを作ることは非常に困難である。
相変わらず本。花村萬月「笑う山崎」などなど。
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2010.06.21 『春の光』
弘前公演終了。東京公演までにあと10分の追加を書くつもり。お披露目は東京以降になるはずだが、物語をひとつ増やす。
今日から美術館ドラマリーディングクラブの稽古。『夢十夜』。大体の演出プランが決まる。細かな打合せと製作はこれから。明治の明かりと明治の音を七月アタマまでに決定したい。
遠方からの入団希望者。私は作・演出の立場から、中村が劇団の立場からそれぞれ面接。生活は個人的な責任、それら生活の断片を舞台に持ち込んでリアルであることを実行する弘劇の立場を少しく話す。
今日から十二時間勤務。
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2010.06.19 動きを細かく分割できること
が俳優には求められる。30年前から0(静止)から100(全力疾走)迄の歩行速度を繰り返しやってきたのは、動作を細かく分割できどのような瞬間にも、事態にも身体が反応できることが俳優には必要だという考えからであった。
「はい、そこで止まって右側にいる人物と視線を絡ませてください」ということが訓練を積んでいない者にはできない。あたかもリューマチのピノキオのようにぎくしゃくと止まり、遮断機のように首を曲げて、ただ真っ直ぐな視線を照射することができるだけである。
しかし、ちゃんとした俳優は0の速度から動き出して50(通常の歩行速度)までの間に、無数の分割できる瞬間があることを体で知っている。そして、50から0まで減速して停止するときにも無数の分割点があることをこれも体で知っている。
そこに訓練済みの俳優と全く訓練を積んでいない素人の出てくる。「命」というのは流れのことであるから、俳優が舞台の上で生きていることを見せるためには、その流れを制御できる身体のあり方を、体で覚える必要がある。
多くのオーディションで私が参加者を歩かせるのは、それの可能性を見させて貰っているのだ。
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2010.06.18 どのような共同体にも
ゴリラやサルのような人がいる。人を羨み、ねたみ、自分のレベルに引きずり下ろそうとする。「オオカミと哲学者」を読んでうむうむと納得。そうはならないように自戒しようと思う。
昨日は久々に浪岡区長と飲んで大いに溜飲を下げる。
明日は『春の光』弘前公演初日。
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2010.06.17 『春の光』札幌公演
から帰って、美術館のドラマリーディングクラブ稽古=夏目漱石「夢十夜」。イントネーションのチェック。二週間の稽古でどこまで深くなれるか。
翌日、演劇『津軽』のために東京青森県人会事務局へ。蒸し暑い東京。終わって音楽事業関連で松原千代繁さん宅へ行く。手料理をごちそうになりながら音楽・教育・日本版アーツカウンシル・劇場法・・・等々、話しは尽きない。7月の劇団員の結婚式に来たらば是非自宅にと約束してホテルへ。
昼過ぎに帰り、久々の靴磨き。5足、2時間。マッケイ式とグッドイヤーウェルト式を子細に点検。コバまでしっかりと磨き上げる。その間、ずっと芝居と映画のストーリーを考える。最近の思いつきは靴磨きのときにやってくる。
「オオカミと哲学者」満足して読了。オオカミを飼うことは自宅に多大な投資をすることだった。そうそう。羽田でまた青森放送のHさんに会い、近況を語る。
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2010.06.10 『春の光』
稽古場完成。直前の事件があったが、なんとか完成する。昨日の北海道新聞夕刊に土肥寿郎さんが大部の「弘前劇場の魅力」という記事を書いてくれた。考察は的確かつ情熱的で、端的に嬉しいの一言である。「他者の承認」がなければ人は生きていくのに困難さを覚える。しかし、土肥氏、体調不良で入院したという。心配。
稽古中、別な事業の根幹部分を思いつく。『春の光』にあと10分間の書き込みをすればうまくいくはずだ。団員たちにその旨を伝える。こうやって次々に仕事は増えていく。
マーク・ローランズ「哲学者とオオカミ」、ふむふむと進む。オオカミを飼うという選択肢もあるのか。面白い。合間に出てくるサルトルの論考やニーチェの箴言も面白い。
いい靴を履いてしまうと、もういい靴しか履けなくなる。ほんとにいい靴というのはいい。シューツリーが必需品であることも深く納得する。コバに塗る液体、黒とダークブラウンを購入。
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2010.06.07 『津軽』
のオーディションが終了。43名(辞退者2名)の応募者。今日は12名にまで絞り込む作業。全員は連れて行けない。それぞれに個性があったり、わざわざ首都圏から受けに来たりなのだがしようがない。
新たな役を作らなければならないだろうし、カットしてしまう役もあるだろう。いずれにせよド頭から書き直す。
劇団にも大変化。そっちの変化は今日から対応しなければならない。こんなときに劇団の力が試される。
ものすごく読みたい本を注文した。待ち遠しい。
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